2月28日(水) 三渓園

 

気温の上下が激しい中で、うらうらとした暖かい日和になり、桜木町からバスで行く「三渓園」に出かけた。

自宅を出てから丁度2時間で到着するという距離で、ちょっとした旅になってしまう。

 

以前は、桜木町・関内地域に事務所を構えていて、そこからはバスで30分ほどなので、気軽に行けたのでした。

 

梅の季節、桜の季節、紅葉の時期。暇な事務所だったので、午後の予定がないと、留守電か転送にしてしまって、ちょこっと出かけることもあった。

廃業してからは、わざわざ感が出てしまうので、足が遠のいていたが、今年2回目の観梅場所に選んで出かけた。

何年ぶりだろうか。

 

時期的には、観梅シーズンはやや過ぎていて、様々なイベントは終了していたが、まだまだ美しい梅があちこち咲いていて、良い香りに包まれて、幸せ。

梅林といった梅の集合体ではないのが、好きだ。梅だらけより、歴史的建造物の合間合間に梅ちらほら。

「緑萼梅(りょくがくばい)」や、「臥竜梅(がりょうばい)」といった、名前の看板が立った梅も、まだ散っておらず、満開は過ぎているモノの、まだまだ鑑賞できる。

 

生糸で財をなした原善三郎、その養子かな原三渓(富太郎)が作った広さ約175,000㎡(53,000坪)の和風庭園。もともと私庭部分だった内苑と、公開をしていた外苑があって、現在は双方友に公開されている。

関東大震災や戦災で破壊された建物以外にも、多数の建造物があり、寄贈を受けた建物もあって、その見学だけでも楽しい。

外苑にある池、三重塔も。

梅と一緒に鑑賞すると、心が洗われる。

 

やはり、三渓園は良いなあ。桜、紅葉の季節も、来ようかな。

その規模、内容からして、入園料一人900円は高くない。

 

5時閉園なので、関内にバスで戻って、通い慣れた蕎麦屋「利久庵」で一杯。のつもりが気分が良くなってしまって、沢山。

素敵な友人も呼び出してしまったのだ。

更に友人経営のカウンター飲み屋まで行ってしまって、あれまあ、飲み過ぎ。ここは常連さんしか来ないのだ。