6月23日(火) MOVIX橋本

 

映画は解禁が進んでいるが、今回のは、一席置きに指定席で販売するというだけ。半分だね。まあ、それぞれ、御上のいうレベルに素直に従っている。

前回は、4分の1だった。

 

『棒しばり』 平成16年4月歌舞伎座公演

次郎冠者:中村勘三郎 太郎冠者:坂東三津五郎

『喜撰』 平成25年6月歌舞伎座公演

喜撰:坂東三津五郎 踊り子:中村時蔵

 

『棒しばり』は、古いアナログ画像を何とかしたもので、画質が悪い。

もとより、狂言の題材。狂言の方は面白いモノだけど、こっちは、ストーリーの大まかは同じだけで、主として、舞踏劇。棒に縛られた勘三郎の次郎冠者の踊りは、まあ、良いモンだ。その前に、棒の武術の舞もあって、技術がないとできないなあ。

そういう点は良かったけど、気分的に、狂言を求めていたので、ややがっかり。大笑いしたかった。

 

『喜撰』は、もともと舞踏。華やかな舞台で、三津五郎の華やかな、衣装は地味な舞踏劇。時蔵の衣装は綺麗。

最後は、何人もの坊さんたちが、踊る。本当のストーリーは、破戒僧だからキツいモノなんだろうけど、ただただ華やかな舞台にしただけ。正直、つまらん。

 

高等遊民。今月はこれだけでお終いの予定。

来月は、8日の国立能楽堂定例会から、始まる。すでに、チケット購入済。

7月8日は、67歳の誕生日。もう67歳。考えられない。老醜というコトバが浮かぶ。

 

ただ、高等遊民とは違うけど、孫と娘と能登旅行がある。孫は、特別に可愛い。先日、娘の家に遊びに行って、帰りに最寄り駅まで娘と孫で送って貰ったのだけど、駅改札で孫が「じいじ、バイバーイ、また来てねえー」を繰り返し大声で。なんだか、ジーンとくるよね。単なる、孫が可愛いアホ爺。