2月6日(土) 横浜みなとみらい小ホール
『祇園精舎』 須田誠舟(薩摩琵琶) 西川浩平(横笛)
『巴御前』 川嶋信子(薩摩琵琶) 西川浩平(横笛)
『那須與市』 鶴山旭翔(筑前琵琶) 西川浩平(横笛)
『小敦盛』 須田誠舟(薩摩琵琶) 西川浩平(横笛)
(休憩)
連れ琵琶『壇ノ浦』
琵琶法師が弾き語りをしていたという「平家物語」。それを現代にも実現するという会。筑前琵琶の名手だったらしい上原まり(平成30年5月乳がんで死亡)の遺志を継いで、偲ぶというモノ。2019年6月23日に、横浜能楽堂での能の会「平家物語の世界」で、平曲「実盛最後」を須田誠舟が琵琶の弾き語りをしていて、興味を持っていた。
しかしなんと言っても、我らが紀彩の会の仲間である西川浩平さんが、横笛で出演されるというので、これは見ないとという動機。
知らなかったけど、横笛というのは、笛を横に持って吹く楽器を全部そう言うらしい。必ずしも篠笛だけではない。フルートもそう。今回の演奏家で、西川さんは、篠笛を激しく、また優美に吹いていたが、大きなフルートも吹いていた。これが横笛奏者。
琵琶語りの方は、まあ興味があるが、その程度だけど、西川さんの横笛は素晴らしかった。凄かった。
一部の琵琶語りは、「平家物語」の詞章というか文を出して貰った方が良い。
二部の連れ琵琶は、きっと編集されていて、楽譜とかができているんだろう。西川さんは、効果音。
お能を観ているせいか、琵琶よりも、笛の方に関心が向く。