7月11日(木) 横浜能楽堂第2舞台

 

6回目にして、全体を謡うのではなくて、役の割り付けをする。男性は、トモ(従者)と後シテ(土蜘の精)、シテツレ(頼光)、ワキ(独武者)に別れる。私ともう1人のお若い男性が、トモと後シテ。

女性は、前シテ(怪僧)と最初の地謡(色を尽くして・・・)の4人、ツレ(胡蝶)と最初の地謡の8人と別れたが、紀彰先生の気分で変わるかも。

それ以外の地謡は、プロが謡うというが、謡いたければ謡っても良いと。まだ、きちんと習っていない地謡もあるから、どうなるかだけど、邪魔にならなければ謡いたいね。

それで、パートに別れて、最初から順番に謡練習。今までは聞こえなかった方々の声が聞こえるようになって、面白い。あれっと思ったり、上手いなあと思ったりしても、表情や態度を変えてはいけないのが、チト辛い。

それより問題は、本番の時の正座だなあ。今は、自分のパート部分だけ正座して、休んでいるが、発表会ではずっと正座だよ。心配。

 

仕舞も、2人ずつの10グループに別れて、何曲かの中から選んで、曲ごとに2人ずつ練習。私は、今までやってきた熊野を選択。ずるいでしょ。解っているからね。ただ、地謡ではなくて、自分で謡わなければならないところもあり、また謡にあわせて舞うわけだから、謡が解っていないと大変だ。

これは、今後の4回の練習に任せましょう。

自分の選択した曲ではなく、他の曲の練習を見ていると、欠点や上手さも解って、勉強になる。だから、自分の選択した曲だけではなくて、他の曲も勉強して、舞えるようにしたら良かろうとは思う。

 

更に問題は衣装。男性は、浴衣に袴だと。紀彰先生が貸して頂けるとはいうが、買った方が良いんじゃないかとも。通信販売で、数千円で買えるらしい。女性の一部は盛り上がって、髪の毛をどうしようとか(当日美容院に行くのかしら)、花でも付けようかしら、と言っているらしい。

そうか、発表会って、そういうモノなんだね。

 

今回は、時間がかかって、10時過ぎまで。非常に疲れた。でも楽しいですね。