5月11日(土) 横浜にぎわい座
開口一番 三遊亭しゅりけん 『寄合酒』
『江戸よもやま話』
ゲスト 三増れ紋 『江戸曲独楽』
『紀州』
(仲入)
『目黒のさんま』
今回は、開口一番の前座あり。三遊亭兼好の弟子だそう。兼好は、三遊亭好楽の弟子だから、関係はあるが、直弟子ではない。円楽は、弟子がいないのかな。それとも、落語協会か何かに、確か先代円楽死亡後特別待遇で復活した関係か。
つまらない噺。
『江戸よもやま話』は、江戸などに関して自分が知っている知識の披露大会。落語ではない。まあ若干自慢話ではある。見台を出した。講釈師気取りか。
ゲストの『江戸曲独楽』は、漫談的な話しが半分以上で、江戸曲独楽は少ないという代物。黙って早く回せ、と声をかけたくなるが、まあお話しもつまらなくはないので、客にも受けていたし、良いんじゃないですか。30分近くやっていたか。この後の二席が短い話しだから、まあ良いか。円楽より笑いは取っていた。
『紀州』。尾張大納言の8代将軍任官を巡る、トンテンカンを聞き間違えるお話し。まあ普通。落ちも変えようがないしね。
『目黒のさんま』。これも普通。紋付き袴で登場したのは、何か理由が?誰でも知る落語を、改めてやるのは結構プレッシャーかな、と。前座がやるなら根、同じで良いけど、師匠がやるとどうなるんだろう、どういじるのかしらと思うが、円楽、まあ普通に。だから普通に面白いだけ。