3月15日(金) 横浜にぎわい座

『疝気の虫』

ゲスト 江戸家まねき猫 動物ものまね

『動物園』

(仲入)

『ねずみ』

 

週日の昼席なのに、結構入っている。最近はまっている桟敷席で。前日、飲み過ぎでか、よく眠れなかったので眠い。

「春~生き物も動き出す」と副題があるように、虫や動物のお話し、ゲストも。

で、啓蟄から導入。

『疝気の虫』まあ普通。下げは、女房のお腹に移った疝気が、唐辛子を飲んで、「別荘」に逃げようとするも「ない」ということで、探しに行きながら舞台を去る、という趣向。そういうのもありだな。途中、つい居眠りする。

 

ゲストは、江戸家猫八の孫とか。江戸家一門しか寄席のものまね芸はないか。色々工夫している。女性らしく、清少納言を引用してのものまね。あまり物語とは関係ないけど。鈴虫が綺麗な声だった。これは居眠りしなかった。

 

『動物園』も普通。下げが、一緒にさせられたライオンが園長の着ぐるみだったと。「おれも1万円だ」というのもあったな。こっちの方が良いかな。途中居眠り。

 

仲入を挟んで『ねずみ』。あと40分たっぷり大作を語るのだなと楽しみ。であったが、普通で、途中居眠り。

この話も枕で、噺家も体調とか様々なことで「乗り」が違うと言っていた。そうだろうな。客の方も同じだろう。今日は、こっちも眠いので、目立つ桟敷席でこっくりしていると、噺家もやる気が失せてくるだろうし、相乗効果でこっちもまた眠くなる。やはり、ライブの寄席形式は噺家と客の相乗効果で楽しくなるかどうかが決まる。噺家もいつでもハイテンションでいるわけないし、客もまた同じ。

でも、4時にぴったり終わったのは、さすがに噺がうまい、と妙な感想。ホントにぴったりなんだよ。プロですねえ。