2月13日(水) 横浜にぎわい座

『豆や』

ゲスト紙切り 林家二楽・八楽

『開帳の雪隠』

(仲入)

『藪入り』

 

今回は、開口一番の前座が無い。どうしてかしら。出てくれないのか。円楽一門は、協会の前座には出ないから。

先代円楽、歌丸の話しで、歌丸の追悼公演。一番仲が良かった楽ちゃんやれよ、と言われたとかで、8月のお盆の間が仕事になってしまった、とうれしそうにぼやく。おい、おい、まだその芸に達していないよ。69歳と5日目だそうだけど、もうすぐ70歳の域には達していないな。まだ、自分の芸がない。いつまでも、楽ちゃん気分?

 

3席は、まあ、平凡。『藪入り』に笑点ネタの秩父と大月を少し入れたぐらい。経験で、うまいけどね。さすが、とはうなれない。名人とはならない感じ。この前の手術後は、なんだか、迫力があったけど。落ち着いちゃったか。

 

それに比べて、『紙切り』芸はすごいな。初めて生公演で見たけど、会場のリクエストに応えて、ちゃんと、美しく、紙切りする。比較論で、思いつきだけど、落語は修行すればなんとかなる。が、『紙切り』は、すごい、血のにじむような修行が必要なんじゃ無いか。

 

仲入で、弁護士会の前々会長とばったり。私も引退したいなどとのたまわっていた。ま現職の事務所のボスだから、まあ難しそうだけど、週日の昼席に来ているんだから、良いんじゃないですか。高等遊民の生活をしたいのかな。