先日、今年12月15日の第9演奏会=井上道義指揮に対して、あまり良い反応を書かなかったので、さて今までどうだったかなと過去を遡ってみた。
日フィル横浜定期会員は結構長い。いつからかは手帳を遡れば解るはずだけど、調べるの面倒だし・・。
そこで、パンフレットの残っている直近5回の第9演奏会をまとめてみた。
2014年12月13日第303回 指揮者高関健 シベリウス作曲交響詩タピオラと
2015年12月19日第315回 指揮者大友直人 ロベルト作曲トランペット協奏曲と
2016年12月17日第323回 指揮者下野竜也 ボイエルデュー作曲歌劇バクダッドの太守序曲と
2017年12月23日第333回 指揮者コバケン バッハ作曲オルガン小曲から汝のうちに喜びあり、古き年は過ぎ去り
バッハ作曲トッカータとフーガ
そして2018年12月15日第343回 指揮者井上道義 ベートーヴェン作曲序曲コラオリオンと
記録を見ながら思いだしてみると、2014年はほとんど覚えていない。
2015年は毎年聴いていてどうかと思ったけど、良かったのじゃないかな。トランペット協奏曲が印象に残っている。トランペット奏者のオッタビアーノ・クリストフォリが、上手だったのじゃないか。第9の感想じゃなくて申し訳ないが。このトランペッターは、当時は客演首席奏者だったが、日本人妻と結婚して、日本国籍を取って、ソロトランペッターになったのじゃないか。客演ではなくて。確か、コバケンがそう紹介していた。
2016年は、合唱団(ソロも)の順序が特殊で、向かって左からソプラノ、テナー、アルト、バスと男声女声混合で、どこから声が出ているか解らなくて、戸惑った印象。毎年だから指揮者も工夫しているのだと。
2017年は、さすがのコバケンで、バッハのオルガンも良かったが、熱情と人情溢れる演奏だったのじゃないか。毎年の9番演奏会もいいもんだと。
で、今年・・。
やはりコバケンだな。来年も多分、元気で生きていれば聴くけど・・。