11月30日(金) 川崎市アートセンター
前にアルテリオシネマでベルイマン監督の映画を堪能したとき、宣伝していたので、面白そうと思って鑑賞。
で、感想は・・・・・・・。わからない。
ビラには「生と暴力の本質を問う。」「伝統と新しさの共存。美しく、力強い作品だ。」「暴力と平和、命の果てなき葛藤への新しい光。」「高尚なギリシャ悲劇のようだ。」などと並ぶが、うん?
ちょうど毎日新聞の夕刊に映画評が載っていた。人を切れないけど、強い侍、何か働きたい侍。幕末という時代背景の中で。何故人を切れるのか、切れる侍になりたいという苦悩。何故人を切るのかという疑問。
やはり、うん?塚本晋也監督、主演、撮影、脚本、製作作品。塚本晋也ワールドがあるのでしょう。
このところ立て続けに山田洋次監督作品を録画ビデオで見る。シネマの天地蒲田行進曲、家族、故郷、遙かなる山の呼び声、幸福の黄色いハンカチ、息子。わかりやすい。面白い。もう何度か見ているけど、何で泣くのだ。ストーリーも解っているのに、何で心が安らいで、泣くのか。男はつらいよの新作作成が発表されたからか、立て続けに放映された。
小津、溝口、黒澤。日本映画の3代巨頭の番組も、山田洋次の解説でやっていて、満足した。これはBS4Kに合わせてか。
山田洋次は、3代巨頭に近づいている感じだけど。
まだ、これから「学校」を見る。小津作品では「東京物語」をやる。
高等遊民でも、オンタイムでは見られないから、次々と録画して。録画するとみないとならないから、この2、3日ビデオ三昧で、読書が滞る。
今読んでいるのは、平家物語絵巻で図書館に通わないと読めない。