11月24日(土) 横浜みなとみらいホール
指揮 アレクサンドル・ラザレフ
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
ソリスト:小林美樹
ソリストアンコール バッハ無伴奏ヴァイオリンパルティータ第3番より ジーグ
プロコフィエフ:バレエ音楽ロミオとジュリエット(ラザレフ版)
アンコール プロコフィエフ交響曲1番より第3楽章
今日の演奏会は、空席が目立った。3連休の中日だからか。ラザレフなのに。
チャイコのヴァイオリン協奏曲は、あまりにご存じで、どうかと思ったけど、濃青の身体に密着したドレスに身を包んだソリストが、若々しい演奏。服装に金がかかるのだろうな、などといらぬ心配。と同時にあのスタイルを維持するためにどれくらいダイエットやスポーツなどしているのだろうか、絶対にヴァイオリンの練習に相当時間を割いているはずだから、どうやってそんな時間をひねり出すのだろうか。演奏に集中せずに、そんなセクハラ想像は、まずいな。
ロミオとジュリエットはラザレフらしさが少しは出ていたが、実は、私はバレエ音楽にあまり馴染みがない。場面が浮かび上がらないと楽しめない。白鳥の湖は、一々場面が浮かぶので、音楽も楽しい。で、もう一つ集中できないままに終了。まあ、こういう曲も、定期会員だから聴くので、そうでなかったら、高いお金を支払って申し込まないので、良いんじゃないか。ピアノの隣に、同じ奏者で、チェレスタという、一見オルガンのような、しかし、高音で良く響く楽器が入っていた。
今回は、初めてオペラグラスを使う。いつも木管楽器辺りをよくみたいと思っていたが、実現できた。これは良かった。