10月20日(土) 午後2時から のげシャーレ
国本はる乃 安兵衛婿入り(曲師沢村豊子)
国本晴美 雷電初土俵(曲師国本はる乃)
国本はる乃 赤垣源蔵徳利の別れ(曲師沢村豊子)
高等遊民化宣言してから初めて浪曲。5月27日に、落語、講談、浪曲の3本立てに行ったらしいが、全く覚えていない。前日に大学のクラス会があって、深夜まで飲んでいたためか。
勉強会というのは、きちんとした高座というわけではなく、例えばにぎわい座の本ホールで興行する前の、演目の勉強披露会という位置づけらしいが、のげシャーレというこぢんまり舞台が、却って観客と一体感があって、悪くない。
国本晴美81歳の弟子。国本はる乃22歳。婆と孫。曲師の沢村豊子も80歳以上。客で最前列に陣取っているのも爺婆ばかり。孫の成長を見守るがごとし。はる乃22歳は、はりのある声で、高音も出て、大きな声も出て、節回しもできている。対する師匠は、枯れた感じ、間違えるし、途中で忘れる。もう限界な雰囲気だけど、それはそれで面白い。はる乃との対比も面白い。
演目は、はる乃が忠臣蔵関係、晴海が相撲と、ご存じネタ。誘われて行ったので、始まるまではやや引き気味だったけど、なかなかよろしいではないか。
次回は、4月27日(土)だそう。半年に一回くらいならば、行っても良いか。