10月12日(金)午後2時から にぎわい座 第58回

前座 桂 竹もん みそ豆

ゲスト 三遊亭王楽 宮戸川

短命

浜野矩随

 

円楽は、肺がんの手術後退院して初めての高座だと。しかも、先代円楽他界後1年、桂歌丸死去後100日。自分の手術も成功ではあるらしいが、死を意識したか。しかも、しかも、演題が、浜野矩随。天才と言われた父を乗り越えるかというお話し。

円楽は、今回、母を死なせなかった。すんでの所で救って、生かした。

先代円楽や談志は、死なせてしまっていた。

自分の地位(襲名)と自分の手術を踏まえて、この時期に特異な、気持ちの入った落語であった。

ある種、鬼気迫るというか、本気というか。

落語で腹から笑って涙が出たことはあるが、今回は、なんだかじっと来て、落涙。初めての経験。

先代を越えたか。いよ!六代目!