私自身が 感動した詩(ポエム)を、紹介いたします(ノ_・。)
世の中には、立場の低い人 や 弱い人を 見下して、
「 自分は強い 」「 自分は偉い 」
と、思い込んでいる人が、けっこう存在します
残念ながら・・・
しかし、たいした理由もなく 見下された者は、
決して、いい気持ちは しません
かくいう私も、けっこう 見下されている1人なのです
私は 修行時代、何をやってもダメな劣等生でした
なので、その頃の情けない姿の私を知っている人は、
私のことを、小バカに したりする人が、正直 多いです
しかし、たった1人だけ、そうではない方が いました
それは、修行時代の恩師です
先日 私は、偶然に、
恩師と お会いする機会に恵まれました
つとめ先で、受付に 私が出向くと、
そこには 恩師が いらっしゃったのです
即、私の脳裏には、
修行時代、恩師に 叱りつけられた光景が
しかし、恩師のほうは違っていました
謙虚な面持ちで、理路整然と、
「 ●●寺の■■と申します、本日は参拝にまりました(-人-) 」
と、丁寧に 挨拶されたのです
久しぶりにお会いするとはいえ、
「 ずいぶん、よそよそしい挨拶だな~ 」
と 一瞬、私は思いました
しかし、次の瞬間、
「 あっ・・・ 」
と 思い直したのです
恩師のその時の態度、それは、
元・教え子に 対する態度ではなく、
今現在、1人の僧侶として生きる私に対する、
最高の礼儀を尽くした態度、
そのものだったのです
そして、その態度そのもの が、
私にとって、声なき教え となったのです
「 お前はもう、修行僧ではないのだから、
私は、いち僧侶として、お前と相対する!
だから、仏さまの使いとして、誇りを持って生きなさい 」
という恩師の思いが伝わってきました
私は、涙がこぼれる思いでした
たとえ、心なき者に小バカにされようとも、
そんなことは、小さな事なのです
私は、自分の選んだ道 に、
誇りを持って、まっすぐ生きていけば、それでいいのです
修行時代、劣等生だった私だからこそ、
もし弱い自分に 負けそうになったら、
皆さんからの温かいコメント
を読み返し、再び立ち上がります
踏みにじられても、倒されても、
何度も、何度も、立ち上がってみせます
元・劣等生の修行僧で あったことは、決して、
私の汚点なんかでは ありません
私の誇りです
人の本当の強さとは、
地位や名誉、
能力の高さ・低さ、
才能の有無に
奢ることでは ありません!
そんなものは、慢心といい、
もろく崩れやすい、
偽りの強さでしかないのです!
人の真の強さとは、
志し と 誇り を持って、
それを貫く信念です!
たとえ、評価されなくても、
周りにバカにされても、
見下されても、罵られても、
いい扱いを受けなくても・・・
それが 何だ!!!
踏まれて、倒されて、
それでも、
立ち上がれる人間こそ、
真の強さを持った
心の持ち主なのです
弱い人間ほど 強がるんです! 雑草は、ただ真っ直ぐに生きていくんです! それこそ立派です!