私自身が 感銘した言葉を、紹介いたします(T T)/
現代社会は、
強くて、器用で、誰とでも上手く付き合えて、
何に対しても そつなく こなせるような人間
が、生きやすい世の中です
逆に その一方で、たとえ誠実で あっても、
弱く、臆病で、不器用な人間が生きづらい
そんな世でも あります
私は、まちがいなく後者の人間です
しかし、生まれ持った資質 が、
たとえ今の世の中と合わなかったとしても、
そう簡単に、自分を変えられるものでは ありません
弱く、臆病で、不器用な人間
それが ありのままの私であり、
私は、そんな自分を背負って、
生涯、生きていかなければ ならないのです
ブログでは、初めて明かす話ですが、
実は 私は以前、老人福祉施設に何年も勤めていました
しかも、最も 重度の人たちを介護する
特別養護老人ホーム
の職員でした
中途採用でしたので、
当然、専門の学校も出ていなければ、
資格も持っていないですし、経験も まったくありませんでした
しかし、まわりの職員は、
その道のエキスパート が ほとんどでした
福祉の専門性の低い私は、
毎日、肩身の狭い思いを強いられました
まわりは、専門的なノウハウやスキルを駆使して、
利用者に高度なサービスを提供していました
いくら ガンバっても、私には とうてい難しいことでした
自分に自信が持てないまま1年が過ぎ去りました
そんな ある日、私が ショートステイの利用者を車で迎えに行くと、
利用される おばあさんと、そのお嫁さんが 家から出てきました
すると、2人は 私の顔を見るやいなや満面の笑みになり、
お嫁さんが 開口一番、
「 よかったね、おかあさん
今日は、おかあさんが1番好きな職員さんが迎えに来てくれたよ 」
と 言いました
私は、
「 そ・・・ そんな お世辞なんて 言わないでくださいよ 」
と 言うと・・・
お嫁さんは、
「 そんなことないです (^-^)
近所で利用されている方も、皆あなたが いいって言ってますよ
一緒にいても、ヘンに気を遣わなくていいですし、
穏やかで、あたたかい気持ちになれるそうですよ 」
と 言ってくれました\(゜□゜)/
そうなんです(^-^)
弱く、臆病で、不器用な 私は、他の職員の方みたいに
自信満々に専門性を駆使して利用者と接することは出来ませんが、
そのぶん、ひたむきに 懸命に、利用者と丁寧に関わってきました
テクニックではなく、ハートで 接しました
その打算的でない自然な態度が よかったようなんです
私は、たとえ弱く、臆病で、不器用な人間であっても、決して、
ダメ人間ではないんです
弱く、臆病で、不器用だからといって、
使えない人間
ではないんです
物事が上手くいかないからといって、
自分そのもの
を、無理に変えるのではなく、自分の特性を理解して、
自分の使い方
を 変えればいいんです
つまり、物事が上手くいかない理由を、
自分そのものがダメ
だと 考えるのではなく、
自分の使い方がヘタ
だと 考えればいいんです
弱くたっていい
臆病だっていい
不器用だっていい
で、そういう人間だって必要とされるんです!
だから、自分自身を
しなくていいんです!
人間の価値は、決して
だけじゃ計れないんです
能力が高い人間
が立派なのではなく、
懸命に生きる人間
こそが立派なのです
何とかとハサミは使いよう、とも言います! 皆それぞれに、自分自身の使い道があるんです!
たとえ弱くとも、懸命に生きる姿こそが、人に感銘を与えるんです! 自信を持って生きましょう!