人間は 常に反省
日々、修行
昨日 夕方、マイカーで
近くのスーパーマーケットに 買い物に行きました
その帰り、
救急車が サイレンを鳴らしながら、
私の車
を抜いていきました
行き先は、私の家
の方角でした
「もしや病に伏している父に何かあったのでは
」
全身に不安が よぎりました
父は、過去に何回か、
救急で搬送されたことがあったからです
私は、祈るような気持ちで
前方を走る救急車の行方を見守っていました
救急車が、
いよいよ私の家
に近付いていきました
私は、心の中で 叫びました!
「 お願いだ!
そこで停まらないでくれ 」
その時の私の心は、
「 どうか 父に無事であってほしい 」
「 まだ逝ってほしくない 」
という、思いで一杯でした
心臓は バクバク していました
すると・・・
救急車は、私
の家
の前を通りすぎて、
その先へと消えていったのでした
私は、安堵感に しばしの間、
放心状態に なりました
しばらくして、冷静さを取り戻すと、
「 ハッ 」 と しました
たしかに、今回 父は 何事もありませんでした。
しかし、ふと気付いたのです
あの救急車は、間違いなく
誰か救急の患者を 運んでいくのだということを・・・
もしかしたら、
生命にかかわる事態 なのかもしれません
その ご家族の お気持ちを考えたら、
ホッとした自分自身
が、
とても情けなくなりました (_ _。)
そして、
この救急車で 搬送される方のご無事を
心からお祈りいたしました(-人-)
日常の ほんの小さな出来事でしたが、

自分自身の中にある
「自分さえよければいい」
という、ちっぽけな愚かな考えを 改めなければいけない
と、反省いたしました
なぜなら、本来 人類は
お釈迦様の下に
おいて皆が家族
だからです
仏教では、自分と他人いう垣根は ないと教えています!
私たちは、性格、価値観、考え方等 それぞれ差異があります・・・
しかし、お釈迦様の教えを本として、そのお心を 皆が目指していけば、
互いの差異を超え、心ひとつになっていきます。日々 修行ですね!