佐々木です、
今日は世間の波にのり、便乗します。
浅田真央さんについて
『もっと折れない心・自信を持つ(つける)』
という観点から分析をしていきたいと思います。
オリンピックの舞台に立ったことがない私が言うと
説得力がないかもしれませんが、真央さんは単純に
『自分を信じる力=自己信頼』
が弱まってしまっていたのかなと感じます。
自己信頼がつくと、自分の人生に責任を持つことも
出来るようになってきます。
そうすると、自然と「ワクワク、愉(たの)しく」過ごす
ことも出来てくると感じています。
自信を持つと、すべてが自分の責任だと感じるようになり
逆に、それであれば自分の人生をもっと素敵に愉しく出来ないのか
という問いが自分の中に芽生えてきて、自然と何でも
楽しめるようになると思います。
誤解を招かないために初めに申し上げます
・自己信頼があるのが良いんだ!
・お金持ちが良いんだ!
・成功すれば良いんだ!
・長生きが良いんだ!
というお話ではなく、個人的に
こっちの生き方のほうが好きです!!
という考え方ですので、ご了承ください
最近、私自身が “幸せ” について色々と考える
機会がありちょうど先日テレビ番組を拝見していたところ
「65歳で金持ちで死ぬより、85歳まで幸せで生きたい!!」
と、私の人生の目標が少し変わっていきました!!
というのも、
「 友人で金持ちのやつがおったけど、
65歳で神経すり減らして死んでったわい!!
でも、わしはまだ85歳ででピンピンして
元気に楽しく、幸せに生きてるわい!!笑 」
こういった、ご年配の方の意見があるようです。
私たちは限りある命の中で
「いま」、この時を 『今』過ごしています。
死に逝くときに、
「幸せだったな~!!」
と思える、死に方をしたいと思います。
ただし、勘違いはしないで下さい、
「じゃぁ、今を生きろ!!ってことでしょ?
なら後悔しないように好き勝手に生きよう!!」
と思う方もいらっしゃると思いますが、
“好き勝手” に生きることと、
“幸せに” に生きることは
全然違うことを覚えておいてください。
自分のことも犠牲にしないで行動すると同時に
その時自分は何を与えれるかも考えそこには相手の
ことも思いやり、尊重して共存していく形をとっていく、
・何が 良い 悪い
・いけないことをしたからあいつはダメだ!!
などではなく、
その後に、
“どうやって皆で楽しく、幸せにこの人生を過ごしていくか!!”
これらが重要だと思っています。
ここでひとつ、あなたに脳の機能をお伝えします、、、
「網様体賦活系(もうようたいふかつけい)」
聞きなれない言葉なので、はじめ言葉に慣れるのが
難しいかもしれませんが、知識としてまず知ってください。
この働きは簡単に言うと、
「自分にとって興味のある情報だけを目や耳に入るように
して、必要でない情報を見ないようにガードしているのです」
たとえば車を買う前は、他の人が持っている車の種類に
全然興味がなく、気にもなかったのに自分が車を
買った途端、人の車もすごく気になりだしたという事です。
こういうものも「毛様体賦活系」の働きによる効果なので
この性質をうまくコントロールすることが大切です。
今回の真央さんの例でいうと、他にも理由はあると
思いますが、団体やショートプログラムの本番前の
練習で技を成功できなくて、その不安なイメージが強く
頭に残ってしまった為に、自分が成功するというイメージを
ガードしてしまったのではないかと感じています。
オリンピックという世界的に注目を浴びる活躍の場ですので
メンタルのケアが成功への近道だったのかもしれません。
私が改めて実感したことは、世界に通用するようなプロの
選手であっても、メンタル面や脳の機能には逆らえない
ということです。
『自己信頼』
という言葉を使うことが多いですが、これもまた一度
「自己信頼」が出来たからといって、何もしなければ
すぐに低下していくので、日々の自分に対してのケアが
必要なのだと思います。
ビジネスのセミナーや自己啓発で言われることですが
「知っていると思ったらそこで脳がシャットダウンする」
ということを言われますが、これも網様体賦活系のひとつ
だと思います。
「知っている」ではなく、
『知っているが新たに得られることはなんだろう?』
といった考えで、色々な話を聞いていくと引き出しがさらに
広まっていきます。
少し長くなってきたので、次回は「スコトーマ」という
テーマでお話が出来たらと思います。
感謝を込めて、
佐々木敏明