過去と傷と真正面から向き合って、
このところ、いろんなことがあった。
わたしは過去の挫折から、自分を責めて責めて、自己否定が強かった。
いまもそれは時々顔を出すけど。
あれだけの経験をしたら、そりゃあ、自分否定してもしょうがないよなぁって、はっきり見ることが出来た。
今まではこわくってちゃんと見れなかったんだよなぁ。
でも、あの頃、ずっと苦しくて、何かを探してた。
本屋さんが大好きで、毎日のように通っていた。自分を呼ぶ本があると必ず読んでいた。
20歳くらいの頃、「神との対話」という本が出て、大好きで大好きで、毎日持ち歩いて、大好きなフレーズはノートに書き写したりもしていた。
お母さんや、幼なじみにも勧めたけど、
お母さんには、変な宗教に入らないでね、と言われ、幼なじみには、軽く引かれた。
わたしっておかしいのかなぁって思ってた。
でもね、苦しい中で、わたしもずっとパズルのピースを集めてた。過去にもちゃんとサインを受け取っていたと、今ならはっきり分かる。
千と千尋の神隠しを、映画館に7回観に行った。
もともと映画は大好きで、レディースデーに3本ハシゴするほど、たくさんの映画を観たけど、後にも先にも、映画館に7回も行った映画はない。
見るたびに号泣、歌を聴いては号泣。
わたしの中に何かが刺さっていた。
さっき、歩きながら、歌を思い返していたら、ハッとして、涙が出た。
歌詞をみたら、あのときにはわからなかったことが、わかるようになっていた。