もんじゅの引き抜き作業が無事完了する | 地震怖いです|´・ω・`|

もんじゅの引き抜き作業が無事完了する

とりあえずひと安心しました。
高速増殖炉もんじゅの容器内に落下していた装置の引き抜き作業が無事完了したそうです。

日本原子力研究開発機構は24日早朝、高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)の原子炉容器に約10カ月間落下したままになっていた重量約3.3トンの装置の引き抜きを終えた。炉内に脱落した部品がなければ、今年度中に試験運転を再開したい構えだ。

 しかし、運転再開に際して事前協議をする協定を機構と結んでいる福井県は東日本大震災後、トラブルや定期検査で停止中の県内の原発について再稼働を認めていない。高速増殖炉の研究開発は技術的に難しい点も多く、予定は不透明だ。

 落下していたのは、核燃料のプルトニウムを装着するときに使う「炉内中継装置」(直径46センチ、長さ12メートル)で、引き抜き作業は予定より7時間近く遅れた23日午後8時50分から始まった。装置は昨年8月に落下した衝撃で変形したため、炉の開口部のさやと一緒に、クレーンでつり上げた。約8時間かけ、24日午前4時55分に引き抜いた。

asahi.com(朝日新聞社):もんじゅ炉内落下の装置、引き抜き完了 - 社会

ネット界隈ではこのもんじゅについてかなり危険だという言説か広まっていました。
この引き抜きにはもう何回も失敗していて、関係者もこれを理由に自殺してしまったとか何とかいう噂。

コピペなのですが記録のため一応貼っておきます。


みんなのヒーローもんじゅちゃん(物理板より転載)

原子炉に鉄クズ(交換装置)3.3トンが落下し、回収が不能であることがわかった
燃料棒の交換方法断たれる
休止不能で制御棒なんとか突っ込んで冷やし続けている状態
燃料が高濃度のプルトニウムで福島よりずっと臨界しやすい
プルトニウムは臨界を防ぐ制御棒効きづらい上に温度にムラができやすい
プルトニウムの量は長崎原爆の100倍以上
本州のど真ん中福井県にあるが、地震プレートの真上にあることが建設後にわかった
高速増殖炉の構造上配管が複雑でクネクネしててペラペラ、地震に構造的に弱い
耐震性をどれだけ強化しても、地震のゆっさゆっさ自体は今の技術では防げない
ゆっさゆっさすると、炉内で巨大な鉄クズもゆっさゆっさ、燃料棒破損も
中を見るカメラが故障し、修理不能であることがわかった
冷却系が液化ナトリウムで、水や空気に触れると大爆発を起こす
福島でやっているほぼ全ての冷却方法が今のままでは通じない、逆に爆発的火災になる
担当者自殺
今までに2兆4000億円以上つぎ込んで年間維持費だけで500億円掛かり、これまでの発電量は0
燃料の質と量から、チェリノブイリや広島長崎なんか目じゃない人類史上最強の事になる
半径300kmは…


炉から燃料棒を取り出すための装置が炉に引っかかった

外すために炉の蓋を開ける→炉内の冷却剤が空気と触れて爆発→終了\(^o^)/

じゃあ冷却剤を抜こう→燃料棒を冷却できなくなって爆発→終了\(^o^)/

じゃあ燃料棒を抜こう→その装置が壊れてる\(^o^)/

じゃあ引っかかってる所を削ろう→ちょっとでも破片が冷却剤に触れれば爆発→終了\(^o^)/

じゃあどうすればいいの?→現状どうしようもない。回収はこれまでに24回行われたが全て失敗\(^o^)/
燃料棒が完全に冷えるまで数十年待つしかない(年間維持費500億円、もちろん発電などできない)

ちなみに発電所は活断層の真上\(^o^)/
構造的に地震に弱い\(^o^)/



これは一体なんだったのだろうか。
引き抜き作業はもう八方塞がりのような印象をこのコピペよりうけていたので、成功して良かったのですがなんかもう唖然としています。
かなり誇張して書かれた文章だったのかなぁこれは。
2chとか見てるとやっぱ誰が書いた文章なのか分からない点が痛いですね。
専門的な知識のいる話題なら尚更、これからは一歩引いてニュースも吟味してから紹介しようと思いました。