年間ではなく、生涯で100mSV以下しか被爆してはだめだった
詳細は是非こちらのブログをご確認下さい。
「100ミリシーベルトまでは安全です」は、生涯で100ミリシーベルトという意味だった。びっくり。 - バイナフ自由通信+原発ダイアリー
「放射線被ばくに関する基礎知識」についての質問【第2信】 - バイナフ自由通信+原発ダイアリー
上の記事は「放射線被曝に関する基礎知識」というプリントに「避難地域以外では、普段どおりの生活をしていただいて何ら問題はありません。」と記述がされていたことに疑問を持った方が、プリントの発行元である放射線医学総合研究所に問い合わせたレポートです。
転送/転載歓迎・拡散希望とのことなので、記事を読んでおいらがびっくりしたことを引用させてもらいます。
この記事は放射線医学総合研究所が表現をごまかしているところに怒っておられるのですが、おいらは生涯で100mSV以下でないと安全ではないというところに一番びっくりしました。だって今まで報道されていたこととは違っているのだから。
地震発生直後の3月の記事ですが、この時には年100mSVで人体に影響が出ると書かれています。(つまり年100mSV以内なら安全だと報道されていた。)
放射線、年100ミリシーベルトで人体に影響 :日本経済新聞
なんか年100mSVでなく生涯で100mSVと分かったあたりから、作業員への対応も変わってきているようです。
【放射能漏れ】100ミリシーベルト超で作業離脱指示 厚労相 - MSN産経ニュース
問い合わせたというブログが書かれたのは6月8日ですが、この記事は6月14日のものです。
今まではもっと高い被曝線量でも作業させられていた気がするのですが、急に100mSvで作業から外すと基準が設けられています。
急な方針転換をみていると、福島近隣の方はこのまま生活していても大丈夫なのか非常に気になります…。
「100ミリシーベルトまでは安全です」は、生涯で100ミリシーベルトという意味だった。びっくり。 - バイナフ自由通信+原発ダイアリー
「放射線被ばくに関する基礎知識」についての質問【第2信】 - バイナフ自由通信+原発ダイアリー
上の記事は「放射線被曝に関する基礎知識」というプリントに「避難地域以外では、普段どおりの生活をしていただいて何ら問題はありません。」と記述がされていたことに疑問を持った方が、プリントの発行元である放射線医学総合研究所に問い合わせたレポートです。
転送/転載歓迎・拡散希望とのことなので、記事を読んでおいらがびっくりしたことを引用させてもらいます。
ふと、この100ミリシーベルトに、「時間」とか「年」といった単位がついていないことに気がつきました。そういえば、100ミリシーベルトといえば、悪夢の放射線アドバイザー、山下俊一です。
そこで放射線医学総合研究所に、電話とメールで質問してみました。
私:100ミリシーベルトは、時間ですか、年間ですか?
放医研:生涯です。
ブットビです。
そりゃあ、民間人の被曝の年間の基準値が1ミリシーベルトなんだから、80年生きれば、80ミリシーベルトになりますし、基準値を25%超える放射線を受けただけで、生涯で100ミリシーベルトになります。ちなみに福島の子どもたちは基準値ぶっちぎりの20ミリシーベルト/年まで、被曝OKということになっていました。
そこで放医研の言うことを翻訳するとこうなるわけです。
100年間の生涯に100ミリシーベルトの放射線を受けると、1000人のうち5人ががんで死ぬかもしれません。
いや、100歳になったらみんな死んでますって!
こういう数字の使い方は、間違っていますし、はっきり言って詐欺です。福島で20ミリシーベルト/年を実際に受けてしまったり、近い将来に100ミリシーベルトを超える累積線量を受けてしまう人々に対して、こんな論理で「安全です」と言っていいのでしょうか。
この記事は放射線医学総合研究所が表現をごまかしているところに怒っておられるのですが、おいらは生涯で100mSV以下でないと安全ではないというところに一番びっくりしました。だって今まで報道されていたこととは違っているのだから。
地震発生直後の3月の記事ですが、この時には年100mSVで人体に影響が出ると書かれています。(つまり年100mSV以内なら安全だと報道されていた。)
放射線は大量に浴びると細胞の遺伝子が傷つきがんなどの病気を引き起こす。放射線を体に受けることを被曝(ひばく)といい、量はシーベルトと呼ぶ単位で表す。
地球上で生活していれば1年間に2.4ミリシーベルト前後の放射線を自然に受ける。医療でも、例えば胃のX線検診1回では0.6ミリシーベルトの放射線を受ける。これ以外に人間が1年間に浴びる放射線量の基準は1ミリシーベルトまでとされている。実際に人体に影響が及ぶのは年間100ミリシーベルト前後とされる。
東京電力福島第1原発1号機周辺で測定した1時間に1.015ミリシーベルトという量は年間の限度に相当する。1986年4月のチェルノブイリ原発事故では、原発作業従事者約20万人が100ミリシーベルト、発電所近くの27万人が50ミリシーベルトの放射線を受けたといわれる。
放射線、年100ミリシーベルトで人体に影響 :日本経済新聞
なんか年100mSVでなく生涯で100mSVと分かったあたりから、作業員への対応も変わってきているようです。
福島第1原発の作業員計8人が被ばく線量限度の250ミリシーベルトを超えた問題について、細川律夫厚生労働相は14日の閣議後会見で、内部被ばくの暫定値が100ミリシーベルトを超えた作業員は、作業から離れるよう東京電力に指示したことを明らかにした。
東電は、外部と内部を合わせた被ばく線量が200ミリシーベルトを超えた作業員について第1原発での作業から外しているが、作業員の被ばく線量検査が遅れており確定値も出ていない。厚労省は「作業員の健康管理を優先する」として、内部被ばくの暫定値が100ミリシーベルトを超えた場合も、確定値が出るまで作業から外すよう指導した。
また細川厚労相は、3月中に第1原発で作業を始めた約3700人のうち約1400人分の検査結果がまだ出ていないことについても「非常に遺憾。早急にやっていただく」と述べ、迅速な検査を求める考えを強調した。
【放射能漏れ】100ミリシーベルト超で作業離脱指示 厚労相 - MSN産経ニュース
問い合わせたというブログが書かれたのは6月8日ですが、この記事は6月14日のものです。
今まではもっと高い被曝線量でも作業させられていた気がするのですが、急に100mSvで作業から外すと基準が設けられています。
急な方針転換をみていると、福島近隣の方はこのまま生活していても大丈夫なのか非常に気になります…。