「スッピンで外に出る日が来るなんて」と震災川柳を詠んだ女性が面白いと話題に | 地震怖いです|´・ω・`|

「スッピンで外に出る日が来るなんて」と震災川柳を詠んだ女性が面白いと話題に

Twitterである女性の震災川柳が話題になっていたので紹介します。

「スッピンで出歩く日々が来るなんて」という川柳を詠んだ被災者女性がTVインタビューを受けてた。インタビューなんで化粧してる。「今日はお化粧されてますね?」と聞かれて、「ようやく私の顔にも復興の兆しが見えて参りました」とのお答え。…もうね、爆笑ですよw こういう明るいの、いいね。

Twitter / @noiehoie: 「スッピンで出歩く日々が来るなんて」という川柳を詠んだ被災者女性が ...

「震災川柳」、避難所に笑顔
 被災地の復興をみつめる「明日へ」。6回目は、ある避難所で開かれている川柳大会の模様です。人々は、悲しみの中にも楽しみを見いだし明日へ向けて生きようとしています。
 「すっぴんで 外に出る日が 来るなんて」。宮城県南三陸町。この避難所では毎日、被災した人たちがつくった川柳や短歌が詠み上げられます。川柳大会を企画したのは区長の柴田正廣さん。

 「悲しみもいつまでも持っていたらまずいよと。笑ってもらえるような川柳もいいのかなと」(旭ケ丘地区区長 柴田正廣さん)

 続々寄せられる「震災川柳」。例えば、こんな作品が・・・。

 「水は運び 筋肉つけて 腕自慢」
 「蓮舫に 負けぬ物資の 仕分け人」

 震災後の苦労も楽しく詠み上げる川柳は、住民に笑顔をもたらします。

 「いいことだと思います。暗かった雰囲気が明るくなりましたから」(住民)

 特に多くの句を寄せているのが、須藤春香さん(51)です。須藤さんは、津波で母親のユリさんを失いました。夫と暮らしていた自宅も流されました。大きな喪失感に襲われた須藤さん、最初に詠んだ句は、「大津波 みんな流して バカヤロー」。

 「目の前に起きていることが実感できないです。本当に悔しかったんです」(須藤春香さん)

 知人の家に身を寄せている須藤さん。みんなで川柳をつくっているうちに、明るさが戻ってきました。

 「電気がつく前はご飯食べると暇になるでしょ」(知人 渡辺浩さん)
 「誰か思いついたら、すぐにメモるようにしてね」(須藤春香さん)

 須藤さんは毎日、川柳をつくっています。中でもお気に入りは、「すっぴんで 外に出る日が 来るなんて」。

 「五・七・五の中にどう気持ちをこめたらいいか、考えると楽しいですね。詠まれてみんながクスッと笑ってくれたら、もっと楽しいです」(須藤春香さん)

 避難所で暮らす佐々木米子さん(77)も、大会に作品を寄せています。地元の小学校で教師をつとめ、街とともに生きてきた佐々木さんも自宅を流されました。

 「本当にきれいな町だったんだよ。それがこんな無残な姿になるんだものね」(佐々木米子さん)

 地区恒例の花見が開かれたこの日、佐々木さんは今の思いをこんな歌にしたためました。

 「星となり 空に昇った犠牲者よ 光になって お花見においで」

 「亡くなった人たちが星雲になって空で渦巻いている感じ。お花見、見ているかな。そうなら風や光になって下りてきてという気持ちです」(佐々木米子さん)

 様々な感情が表現される「震災川柳」。被災した人たちは、短い言葉に込められた思いを分かち合うことで、明日への活力を見いだしています。

News i - TBSの動画ニュースサイト

上のリンクに川柳を詠んだとされる須藤春香さんの動画がありますので御覧ください(6月10日の映像ではありません)。一応テレビ情報も貼っておきます。6月10日Twitterで広まったTVインタビューとはここを見る限り朝ズバなのかな?
出演者別:須藤春香- TVトピック検索


いやしかしすごい!すっぴんの川柳もすごいけどインタビューでの「ようやく私の顔にも復興の兆しが見えて参りました」という切り返しがうまいw

記事の方も見ると、震災川柳の「悲しみの中にも楽しみを見いだし明日へ向けて生きよう」というコンセプトが素敵ですね。昨日村上春樹さんの動画も貼ったけど、こちらも物書きとして震災復興で今できることを真剣に考えたスピーチで魅力的でした。言葉の力って人を幸せにできるんだねぇ。すごいと思った(*´ω`*)