地震 防災対策: 長周期地震動 東京など危険地域分布公表① | 地震に備えて

地震 防災対策: 長周期地震動 東京など危険地域分布公表①


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中央防災会議の「東南海、南海地震等に関する専門調査会」(土岐憲三座長)は5日、巨大地震で生じるゆっくりとした揺れ「長周期地震動」の影響を受けやすい全国の地点の分布を初めて公表した。


東京、大阪、名古屋の大都市圏のほか札幌市、新潟県、長崎県などに分布している。長周期地震動では、超高層ビルなど巨大構造物が共振して長時間揺れるため大きな被害につながる恐れがあり、同会議は関係する自治体や企業などに対策を呼び掛ける。

 専門調査会は、長周期地震動が増幅されやすい地質の分布や過去の地震波の伝わり方などを参考に、影響を受けやすい揺れの周期を全国1平方キロごとに分析し色分けした。

 長周期地震動は、平野部など軟らかい地盤の堆積(たいせき)層で増幅され、長く続く。また、短周期の揺れに比べて遠くまで伝わる性質がある。


ブログ内リンク: 首都直下型地震のシミュレーション

 


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