百日紅(ひゃくじつこう)は約100日の間、ピンクの花を咲かせるのが名前の由来です。

 3ヶ月、夏から秋まで咲き続ける。

 しかし実際はいちど咲いた枝先から再度芽が出てきて花をつけるため咲き続けてはいません。

 咲き続けているように見えるのです 猿滑とも書きます。 

木の幹がすべすべで、猿も滑って登れないところから来ている節もあります。

 

 百日紅を読んだ句の中から1つご紹介します 「散れば咲き   散れば咲きして百日紅」  加賀千代女 

私の解釈ですが、この句は、女性の内に秘めた力強さを感じる句として惹かれます。

 加賀千代女の代表作 「朝顔やつるべとられてもらい水」 こちらは女性の優しさを感じる句です。

 自然に対する深い愛情を表現した俳人として人気の様です。

 百日紅の花の様に可憐で可愛くありながら、芯は強い女性ってギャップがまた魅力的ですよね。

 年齢的に関係なく私はそんな素敵な女性を魅力的だと思います。