日本には約76,815のお寺、80,884の神社があります。(2021年12月文化庁宗教年鑑)

この中で浄土宗総合研究所研究員で仏教大学非常勤講師の鵜飼秀徳氏によるとそのうち無住寺院(住職が不在の寺院)は約2万カ寺に達しています。衰退しているように見えますが、住職が不在ということであり、廃寺になったわけではありません。

 

一般企業に目を向けると日本の企業の倒産数を見ると2014年1年間で12,124社、2019年では8,383社とほぼ年間平均9,000社が消滅しています。

 

2017年に倒産した企業の平均寿命は23.5年。

倒産した8,405社のうち、業歴が判明した7,318件のなかには業歴30年以上の「老舗企業」が2,288件含まれています。

2022年に創業から100年を超える老舗企業は、全国で4万769社に達する。(東京商工リサーチ調べ)

 

2021年6月時点の全国の企業数は367万4000社 日本 企業の数 2021 - 検索総務省と経済産業省 経済センサス活動調査)

 

100年以上続く企業の割合は1.1%に過ぎません。

 

しかし寺社の中で伝統宗教(曹洞宗、浄土宗、浄土真宗、日蓮宗、真言宗など)の多くは100年以上中には800年以上も存続している寺院や神社もあります。

 

そのことを考えると嫁入り先、婿入り先としては将来にわたり安定した「とつぎ先」と言えるのではないでしょうか。

 

寺娘に話題を変えると、子供の数が少なくなっている現在において寺院や神社にも「一人娘」「男子が企業に勤めて残された女子が後を継ぐ」ケースが増えてきています。

 

お寺に生まれ育った女性たちは「跡継ぎとなる婿を探し、跡継ぎの男児を産むことを期待される」というプレッシャーを背負っています。

それが叶わなかった場合には自分自身が女性僧侶として跡を継ぐという重圧に悩んで入る女性も多く居ます。

 

しかし各宗派は依然として男性が住職を務める割合が高く(臨済宗妙心寺派97.4%、曹洞宗97.2%、日蓮宗88.9%、真宗大谷派84.0%)その中で女性住職が周囲の寺院や宗派内でも肩身の狭い思いをすることが多いのは容易に想像できます。(村上有慶著書より)

 

子供の数が少なくなり同じ宗派で僧籍を持つ次男や三男を見つけるのは容易なことではありません。

 

そうなると一般家庭の男子の中から仏教や神道に関心を持つ男性を婿にするという考えに本人も親も檀家もシフトする必要があるのではないでしょうか?

 

しかし今の婚活業界では寺院や神社に婿入りして後を継いでくれる男性に特化した結婚支援サービスがほとんどありません。

 

寺社の縁結びは僧侶や神主さんび特化した婚活サービスです。

 

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