9月4日に諏訪大社上社本宮に行ってきました。
場所はJR中央線上諏訪駅から東南へ六キロ、守屋山の山麓で中部地方唯一と言われる原生林に抱かれる如くに鎮座しています。
諏訪大社は社殿の四隅におんばしらと呼ぶ大木が建ち幣拝殿や左右片拝殿が横に並び、本殿を欠く等社殿の配置にも独特の形を備えていて。
中でも本宮は諏訪造りの代表的なもので、建造物も四社の中で一番多く残っているそうです。
さすがに立派で相撲の土俵もありました。
十五夜祭奉納相撲に使用されるそうです。
毎年9月15日、諏訪市神宮寺の諏訪大社上社本宮の斎庭で青年力士11名が化粧まわしを着けて輪になり、古式ゆかしい相撲踊りを奉納する。独特の節回しの相撲甚句を歌いながら力士の所作を行い、次いで、土俵上で再び同様の所作を行う。なかでも、相撲の基本である守りと攻めを表現する「胸たたき」の相撲甚句は、全国でも類をみない。
大きな太鼓もありました。
「牛の一枚革では日本一」とある神楽殿の太鼓。現在ではその座を明け渡したらしいですが、文政10年(1827年)に奉納されたとか。