「『三田de高野山』阿字観教室」に行ってきました | 寺社イベント研究家・福田祥子

寺社イベント研究家・福田祥子

寺社で行われるイベントを取材・記事を執筆するかたわら、マンダラエンディングノートのファシリテーター、終活カウンセラー初級としても活動しております。

 

三田の龍生院さんに行って、阿字観を体験してきました。阿字観は、真言宗で最も重要とされている瞑想です。

 

初めて行ったお寺で、阿字観などのワークショップをする本堂と、ハイテクな納骨堂が一体化した建物でした。興味津々で案内してくれた方に納骨堂について聞いてみたところ、こちらの納骨堂の利用者が参拝室に行くと、ご先祖様のお骨が収納場所から迅速に運ばれてくるという仕組みらしいです。2015年のグッドデザイン賞を受けた建物です。

 

おっと、脱線してしまった。

 

 

ワークショップでは、最初に説明を受けてから阿字観をします。

 

お軸には、サンスクリット語の「阿」の字が書かれており、この「阿」の字は仏さまを表しています。阿字観はヨガが基になっているせいか、呼吸法と準備体操の指導をかなり入念に受けました。瞑想中は、お軸のお月様の中に書かれた「阿」の字と呼吸のやりとりをすることで、仏さまと一体化するという体験をします。

 

深い瞑想状態になると、人によっては何か見えたり聞こえたりするそうです。指導にあたったお坊さんは、「見えたり聞こえたりしたものは、すべてここに置いていってください」と言っていました。

 

余談ですが、以前、もちろん別の場所でですが、深い瞑想状態になって潜在意識にアクセスすることで前世を見るというヒプノセラピーというものを受けたことがありますが、それに近いものがあるのかなと感じました。

 

私は…というと、かなり心地よい時間ではあったのですが、途中から足がしびれてしまって悶絶してしまい、深い瞑想には至りませんでした。残念! もう少し体重を減らしたり、足の筋肉をつければ、足のしびれも少しは楽になるんでしょうかね…。寺社イベント研究家を名乗る身にとっては、けっこう切実な悩みです。

 

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