2018ディベート甲子園の中学論題と憲法の使い方 | 柏ディベートラウンジ(KDL)のブログ

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柏市を主な活動拠点にした地域ディベート団体の活動を記録するブログです。(活動拠点:千葉県柏市、我孫子市、松戸市etc)

2014年&2015年の主な活動:審判派遣(CoDA新人大会、ディベート甲子園)、ブログを通じたオープンなディベート普及活動

久しぶりにみてみたら、ブログのアクセス数が伸びていて、ビックリしました。

というわけで、今回の論題でジャッジして思ったことの追記です。あるジャッジの講評の大意を紹介します。参考になれば幸いです。
(ブログ用に行間を埋めながら書いてるので、実際とずれている場合は筆者の責任です。)

「ディベートにおいては、論題を導入するために、論題で明文化しなくても憲法を改正する必要があれば改正して導入することになります。例えば、今回の高校論題も憲法改正しないと導入することができません。つまり、ディベートでは、憲法イコール最高規範を必ずしも意味しない世界があるわけです。

重要性で憲法が大事(違反は許されない場合も含む)という議論を行う場合には、それだけでは説得力が足りているとはいえなくて、なぜ憲法を守ることが大事なのかまでを合わせて主張、証明していかないといけないわけです。

正直に言えば、内容によることは勿論として、憲法の議論はディベート的には筋悪とまではいかないものの、筋が良いとまではいえないと言えるでしょう。」

私も同じ意見です。
特に大学ディベート出身者は、同じような考え方をもつ割合がそれなりに多いのではないでしょうか。

では、どうすればよいか?
そこは、過去の当ブログの記事を参考にするとか笑、指導者に相談してみてくださいね。