3頭生まれて1頭落命と思っていた第二弾の子猫達・・・
なんと・・・
もう1頭いたのですよ
亡くなってしまった子や、先の2頭の状態から
状態が悪いであろう事は容易に想像がつきますが・・・
先の2頭よりも更に小さく・・・
277g しかありません
おまけに・・・
目が完全に塞がっています
塞がっているけれど、右目は異様に盛り上がっている
膿が溜まっている事は間違いないでしょう
この子も全身ノミだらけです
フロントラインスプレーを使い
取り急ぎ、シリンジでミルクを飲ませました
飲ませたと言っても・・・
飲めたのは 1cc未満 です
リカバリーサポートも微量流し込み
少し時間をおいてから抗生剤を飲ませました
その後は頻繁にミルクを飲ませますが・・・
今にも死にそうな状態で・・・
人形にミルクを飲ませているかのよう
がんばれ
せっかく生きてここへ来たんだから、もうちょっと頑張りなさい
1ml シリンジに吸わせたミルクを、何十回にも分けて流し込みます
0.01mm程度ずつ、ゆっくり・・・ゆっくり・・・
死にそうなのか眠っているのか判らない
のど元を凝視しながら
ゆっくり・・・ゆっくり・・・
10回位流し込むと、ごくんと喉が動きます
あぁ・・・良かった・・・生きてる
そんな事を一晩中繰り返し
夜が明けてから、目を開ける事に取りかかりました
ソフトサンティアを垂らしては拭い
何度も何度も繰り返します
点眼液を1本使い切った頃
わずかに開いた目の端から、黄色い膿が溢れてきました
点眼しては拭うを繰り返し
2本使い切ったところでようやく開眼
目の周囲が黒いので、開いているかどうかが判りません
点眼→拭う→拡大鏡で確認
この作業をひたすら繰り返したのですよ
良かった・・・
これで失明する事はないだろう
とりあえず・・・
次のミルクタイムまで仮眠します