日本人の脳は特殊であるという。
角田忠信氏の「日本人の脳」でデータ分析されている。
読まれた方も多いと思うが。
一般的に左脳で言語・論理等をつかさどり、右脳は空間・音・自然などと習った。
ところが日本人の場合、
右脳での処理は音楽・楽器音・機械音だけで、
その他の虫の声とか自然音は左脳の言語脳で認識するという。
だから芭蕉の句も、私たちはその情景をまざまざと思い描けると。
日本語は母音が多いが、言霊の言語ともいわれている。
ノウハウ本などで、ツキを呼び込むポイントとして、
どんな苦境に陥っても「ありがとう」と言葉に出して言うこと、とある。
私も少しはやってみたが、
やはり斎藤一人さんの右に出る人はいないだろう。
また、西洋人でも10歳まで日本で育つと自己主張が強くならないという。
一般的な日本人と同様、恥じらい相手を思いやる態度が出やすいという。
逆に、海外で育った日本人はキッチリと自分を表現する傾向が強いと。
「脳」と「日本語」という2つの組み合わせで、
私たちは自然に聖徳太子の「和を持って貴しとする」を生きているのだろう。