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51歳。ビジネスの裏側。
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新卒採用において感じたことです。

 

私が就職活動をしていた時代と違い、あらゆる手法および

視点においてその変化は著しいものがあります。

ただ、一方で学生の方が抱える不安や迷いに大きな変化は

ないようです。

企業研究など、事前の「準備」において、今の時代は翻弄

されるほどその情報量は豊富です。

そこで、断片的な情報に惑わされるのは学生の皆さん

だけではなく親御さんも同じかもしれません。

 

社会に出て働くのは本人ですから、その判断は本人に

委ねられるべきですが、親御さんの意見を真っ向から

否定できない、無視できない、というのも事実です。

以前の投稿で「何をしたいかわからない、というのが

本音でしっくりくる」という趣旨の話をしましたが、最近の

学生の方は優秀で「自分軸」を明確に持っているように

思います。

ただ、その自分軸が客観的ではなく、思い込みや先入観

に近い土台の上に形成されていることが多いように

思うのです。

 

もちろん、就職活動の時間は限られているのであまり

悠長に自己分析をしている余裕はないかもしれませんが

”食わず嫌い”的な要素はなるべく排除したほうがいいと

思います。

 

業界、職種すべての選択肢において”味見”は必要では

ないでしょうか?

大人の偏見が学生の方を惑わせている可能性もあり、

若干21歳前後の方の将来の可能性を狭めてしまっている

としたら、それはとてももったいないことです。

わたしが携わる業界は景気変動にあまり関係なく、常に

学生の方に興味を持っていただける業界ですが、

コロナ禍において我々の業界も大きな変化の波が押しよせ

その業態も変容しつつあります。

 

私自身、新卒の業界から全くの異業種に転職をした経験が

ありますが、新卒で就職した企業での影響はその後の

社会人生活に大きく及ぼすと思っています。

良くも悪くもです。

なので、学生の方が最初から”最適解”を求める、探すのは

とても難しいはずで、リモート面談であっても多くの企業の

人事や先輩と話をしてみるだけでも、その数は多いほうが

よく、発見や気づきも多いはずです。

世の中に仕事は星の数ほどあり、1つの仕事にかかわる

職種やその人数は想像をはるかに超える数です。
 

耳障りのいいカタカナ職種にも地味な業務はたくさんあり、

やりたいことがすぐにできる環境はむしろ少ないのです。

そんな想像を含めた活動をたくさんする中で、今と1か月先

の<志望>が変わっていくのは何ら変なことではないです。

学生の皆さんご自身の可能性はギリギリまで無限大で

あってほしいです。

 

今日は、自分自身を凝り固めるような”就職活動”を聞くに

つれ、もったいないな、という気持ちを所感にしてみました。