よく仕事発見セミナーや自己啓発セミナーにいくと
「好き」なことを発見しよう!
そして、それを一生の仕事に!
なんていうことを聞きます。
私の経験論ですが・・・
「好き」なことを仕事にすると、多くの人は「好き」
と「仕事」のはざまにある<現実>に辟易として
結果的に、「好き」だったことが「嫌い」になります。
仕事でいえば、その仕事を辞めることになる、
ということです。
学生さんと話をしていても、
「ゲーム」好きが高じて、「De●A」に就職しました。
「野球」が大好きなので、「●天野球団」に就職しました。
ということをよく聞きます。
個人的には、こういう人は危ないと思います。
実はゲームを【する】のが好きなだけで、収益を確保した
ゲーム【制作】【運営】は好きではないはずです。
野球を【する】ことや【観る】ことが好きなだけで、同じく
球団の収益を確保するための【販売目標】や【運営】に
追われることは好きではない、ということです。
では、どうすればいいのでしょうか。
1つは、「好き」を仕事にしないように意識する。
もう1つは、「好きでもないけど、嫌いでもない」ことを
仕事に選ぶこと。
2つ目は難しいですね。
実際自分に当てはめるとなにか??
洗車は面倒だけど、車がきれいになるから嫌いじゃない。
とか、
この時期、蚊がすごくていやだけど、庭の芝刈りは後が
きれいになるから嫌いじゃない。
とか。
基本掃除系?(笑)
こんな感じで自分で書き出してみるといいと思います。
学生さんは変に自己分析やセミナーに縛られないで、
単純な発想が結果的にいいのではないかと思いますよ