最近読んだ本で印象的なものをご紹介します。
「最貧困女子」
鈴木大介 著
幻冬舎
842円
アマゾンの内容紹介より、簡単にご紹介しますと・・・・
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今や働く単身女性の3分の1が年収114万円未満。
中でも10~20代女性を特に「貧困女子」と呼んでいる。
しかし、目も当てられないような地獄でもがき苦しむ女性たちがいる。
それが、家族・地域・制度(社会保障制度)という三つの縁をなくし、
セックスワーク(売春や性風俗)で日銭を稼ぐしかない「最貧困女子」。
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この文面だけ読むと、少々誤解を招きそうな表現ではありますが、
普段の生活で私たちが多分触れることがない「現実」をいろんな
視点で紹介してくれています。
行政やボランティアのセーフティーネットにもかからない、本当に
生死の境にいる方々。
「日本」という国は、実はとても貧しい国なのではないか。
と思わせる一冊です。