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51歳。ビジネスの裏側。
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こんにちは…


大半を空路移動に費やした行程より無事帰国しました。

さて。



現地の話題を…
といいたいところですが、ほとんど仕事でプライベートな
遊び時間も皆無だったので色気話もありません…



で。



ある20台前半の若手の方と話をした中で気になったことが
あったので、その話題でもと思います。


その方(男性)は、自分のキャリアをなかなか描けない、
ということに悩んでいる、ということでした。




今のニホンにおける就職活動は就職情報サイトへの登録から
自己分析やら、企業研究、インターンという名の青田買いに
乗るべく奔走するのが定番のようです。

その方もご他聞に漏れず、という感じだったのですが、
現実を見ないというか、知らないというか、目線が違うと
でもいうのか。



要は、企業研究やキャリアデザインをいくら一生懸命したと
ころで「キャリア」なんていうのは、多くの大人が実際に
仕事をしてみて、苦手と思っていた分野に興味をもったり、
全く視界になかった仕事を上司の命令で出会うことになり
適性を感じたり、と【後付け】的なものが多いわけですよね。
そうやって形成されていくのが、「キャリア」なわけです。



それを、社会に出たこともなく、実際の仕事もしたことが
ない中で、狭い視野でこんなキャリアデザインなんちゅう
ものをしても意味がないように思うわけです。



企業研究もそう。
「大人」ましてや、「サラリーマン」が発信する情報は、企業
選択において有利になったり魅力になる、ほんの上澄み部分
だけを開示するのであって、現実のグレーな部分や業界の残念
な展望などは吐露するわけもないわけですよね。

親御さん向けの耳障りのいい情報も然りです。


そんな、表面的なサイト情報を一次情報源として活動すること
自体が危険なわけです。

こういう活動を推進する大学などのキャリアセンターにも問題
があるかもしれませんが、結果的に「七五三現象」や「雇用の
ミスマッチ」なんて騒いでもチャンチャラおかしいわけです。



そりゃそうだわな・・・
という感じですよね。



ということで、私は彼にこんなアドバイスをしました。



「本音は酒場に溢れている!」

と。


日々仕事に奮闘している諸先輩方が、つかの間のオアシスとして
集う「赤提灯」。
ここで、とにかく周囲のサラリーマンに話を聞くこと。
酔った勢いで本音も聞けるだろうし、青二才の人事小僧がたれる
講釈よりよっぽど有意義な「キャリア論」を聞けるはず。



そう思ったのは私だけでしょうか…   ^^;