相撲・官房機密費・マスコミ | 子育て~夜遊び~お仕事

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大相撲の賭博や暴力団との交際に関わる報道は、辛いものがあり

新聞やテレビは、得意の弱いものイジメをやっていますが、何とか

これに耐えてこの際なので本当にウミを出し切って昔のような姿を

取り戻して欲しいと思います。


メディアとは面白いもので、その立場やスタンスに確信を持てる

場合には、思いっきりいきます。

スキャンダルが事実としていくらでも出てくる、そして他のメディアも

同じスタンスだとなると、寄ってたかってバッシングする姿は小学校

におけるイジメの構図と何も変わることがありません。



それは習性として諦めているのですが、今回ひとつメディアに申し

上げたいのは、これまで全く賭博や暴力団との交際があったのを

知らなかったのかということ。

稽古場、巡業、パーティー、本場所、その他の様々な場面に長年

密着し、取材するために個人的にも仲良くなっているはずの記者が、

今回の一連の事実を知らなかったということは普通に考えれば有り

得ません。


ではなぜ、これまでそれを書かなかったか、また書けなかったのか。

様々な想像が可能です。

また、お相撲さんだけはバクチもヤクザとの交際も許されると勝手

に解釈して書かなかったのなら、今回の報道は大きなブレであり、

皆が赤信号を渡るなら私もということなのでしょう。



同じようなことを言えば、野中元官房長官が暴露した官房機密費問題。


1回数千万円がマスコミ関係者に渡っていたという恐らく事実である

この問題を、一切報じないのは何故なのでしょうか。

上杉隆さんが週刊ポスト誌上で追及していますが、その質問状に

対しても「調査するかどうかも含めてお応えできない」などと木で鼻を

くくったような回答に終始し、無視を決め込んでいるのは、普通に

考えれば何かあるとしか思えません。

評論家やキャスターたちが私は一切もらっていないと次々に発言して

いますが、メディアも同様に説明する義務があります。



私は新聞紙面の中で好きな欄の一つが政治欄で、毎朝楽しみに読んで

います。

メディアに相当の額が渡っていたなら、自分がずっと読んできたそれは、

ひょっとすると自民党の記事広告だったんじゃないかという、軽いですが

ある意味のショックがあります。

「政治とカネ」問題ならぬ「メディアとカネ」問題です。

小鳩をカネの問題で説明責任を果たせと言い続けたのですから、自分

たちのカネの問題も是非説明責任を果たしてもらいたい。


メディアはチェックできませんし、程度の差はあれ多くの人から信頼・

信用を得ているのですから、率先して説明するのが当然だと思いますが

いかがでしょうか・・・