先輩を批判し、上司を批判していても、会社で決めて全員で
取り組んでいる勉強会なども「意味のないことだ」などと、後ろ
向きな社員に限って、自分自身ににいい習慣が身について
おらず、成長もないということが少なくありません。
自分自身の物事の捉え方や習慣を振り返ることは、プロビジネス
マンとして「自分を知る」ことです。
自分自身の現在の実力を冷徹に知り、変えたいところがあるので
あれば、自分の仕事の対する取組姿勢、学び方、生活習慣など、
あらゆる習慣を変えていく決意が必要になります。
上司への批判なども、自分に矢印を向けて、自分の物事の捉え方
の習慣として見直してみると、意外な事実に気がつくものです。
例えば、「うちの上司は全然決断しない。決めてくれない」という批判
をしているとします。
それは自分自身の問題として考えた時、「いつも決断を上司に委ねて
しまう」という、自分自身の習慣の問題でもあるということにも思いが
至らないと駄目なのです。
習慣の力にはプラスもマイナスもあるということなんです。
変化するということ
・成長とは変化すること。
・『変化』というのは急に起こすことはできない。
・『変化』というのは「変、変、変、変」と「化」の組み合わせである。
・『変』はゆっくり変わっていくもので、いきなり結果で出るものではなく、
『化』になるまで積み重ねるもの。
・つまり小さな『変』を積み重ねることで状況が化けるのであって、急に
人間は成長できるわけではないし、事業もいきなりうまくいかない。
・すぐに大きく化けることだけを期待して、日々の小さな『変』がつまらなくて
我慢できずに三日坊主に終るのが普通の人。
・ “やる”と決めたことを守り、日々の小さな『変』に耐えていく意思の力
が必要。
「変化」を信じて、決めたことをやり続ける体質を身につけた者だけが、
長く成功するということですね。