新規事業のスピード/一時停止 | 子育て~夜遊び~お仕事

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6月より新規事業のスタートをきっています。

まだまだアクションというアクションが足りない状況では

ありますが、1歩ずつ検証を重ね仕組み化を「急ぐ」

ようにしています。


でも、一方でメンバーのベクトルを合わせる困難さ

にも時間を要しています。




「もっともっと早く」

「もっともっと効率的に」

「もっともっと頑張れ」

「競争に負けるな」


ついついこういう言葉を発している自分もいます。


そんな中、



岸田衿子さんの詩を思い出しました。

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いそがなくたっていいんだよ

オリイブ畑の 一ぽん一ぽんの

オリイブの木が そう伝っている

汽車に乗りおくれたら

ジプシイの横穴に 眠ってもいい

兎にも 馬にもなれなかったので

ろばは村に残って 荷物をはこんでいる

ゆっくり歩いて行けば

明日には間に合わなくても

来世の村に辿りつくだろう

葉書を出し忘れたら 歩いて届けてもいい

走っても 走っても オリイブ畑は

つきないのだから

いそがなくてもいいんだよ

種をまく人のあるく速度で

あるいてゆけばいい

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(岸田衿子詩集「いそがなくてもいいんだよ」より)



事業をスピード感をもって推し進めるのは大事です。


しかし、前後左右の状況確認をせずに突っ走ること

がときに大事故を起こし、再起不能になることもある

のです。




どこで加速し、どこで一時停止をして周囲の状況を

確認するのか。




ドライバーとして、船頭として。