今週のビジネス週刊誌にも特集が組まれている「うつ」。
最近、企業や飲み屋でもこの話題がよくでる。
決して今に始まった「心の病」ではないとは思うけど、
身の回りでの出現率が突出しているせいかもしれない。
雑誌によると、最近のうつは「自責」による症状の悪化より
「他責」による症状の悪化が多いとか。
要は、自分ではなく「上司」や「先輩」など他人のせいで
自分が苦しんでいる、という考えらしい。
個人的に思うんだけど、自責にせよ他責にせよ仕事を
していると、こういう葛藤は必ずあると思う。
そこで、朝起きれない・食欲がない・眠れないなどの変化
が起きることは間々あるはず。
そこで、現代の人は(特に30代らしい)迷うことなく精神科
の門をたたき、「うつ」の診断をせまるらしい。
一概にはいえないけど、ちょっとした「壁」や「成長」の過程
でこのようなことが起きる場合があるのも事実なので、
あまり過剰に反応するのもどうなのだろう?とも思う。
会社は自殺を恐れるので「診断書」が出れば休職を認可
するけど、過剰な対応も問題になっているよう。
同誌では、「職場だけうつ」というのも紹介している。
要は会社にいくと症状が出て、趣味の世界や外では症状
がでないらしい。
これだけ聞くと「随分都合のいい症状だな」と思うが、実際
症例は認められている。
各言う自分も「不安」を感じることはある。
でも、「こんなことでくじけてはいけない。もう少し我慢する
ことで流れも変わるかもしれない」などと自分に言い聞かせ
その場を凌いでいる。
何が正しいのかはわからない。
でも、現実の社会でこのような症状が多くなり、深刻化して
いるのは事実。
周囲への目配りが一層大切になるだろう。