秋田の地鶏偽装問題。
今朝のワイドショーで、社長が会見でこう
言っていた。
「経営に奔走するあまり、放置してしまった。
以前から事実は把握していた。
社内の雰囲気として、私に意見を言える
雰囲気はなかった。
私が厳ついからかもしれない。」
経営に奔走する、の意味がよくわからない。
利益重視ということなのだろう。
であれば、ホントウの利益をこの社長はあまり
ご存知ないのかもしれない。
食に携わる社長としては残念である。
社長に物言う組織ではない。
これは、オーナー企業によくあることだろう。
先日のグッドウィルのときにも社員は取材に
似たようなことを答えていた。
きっと、こういう裸の王様みたいな会社(経営)
がいつの日か自滅することを自覚していない
のだろう。
最初は十分に自覚していても、月日とともに
感覚が麻痺する。
後戻りできない状況になるのだろう。
こういうNewsを見るたびに、自分ならどうか?
と考える。
決してえらそうに言えない自分もいるが、最後
の一線のようなものな気がする。
これを超えるか超えないか。
間違いなく紙一重だろう。
やっぱり最後は自分との闘いなんだ。