先日会社で。
私、会社辞めようかと・・・
この台詞自体、別に珍しくない。
ショックといえばショック。
でも、最近の退職願いの背景にあるものが軟弱
というかぼやけているように思える。
一旦、辞めると認めよう。
で。
その後どうするの?
・まだ決めていません
・人生を考えたい
・ゆっくりしたい
こんな答えが返ってくる。
どれも正直な気持ちかもしれない、でも詳細を
聞いていくと結局現状から逃げたいだけなのだ。
しかもこの手の人材はじっくり話しをすると・・・・
ありがとうございます!
また明日から頑張ります!
こんな結果も悪くはない。
1回なら。
でも、何回もこれがつづくと人は信用しない。
僕はいつも言うのは、
・仕事の悩みの大半は克服できる。結果的に大した
ものではない。
・営業予算が出来なくても殺されない。
・会社は最後は自身を守ることで精一杯になる。
個人を守るのは自分でしかない。よって必要以上に
組織に義理立てする必要はない。
(自分を大事にすることも大切)
・社会人以前に人間学習が必要。学べ。
ということ。
若手社員は些細なことでも大きな障壁になることが
少なくない。
これ自体は社会人みんなが経験すること。
一番大事なことは、自分のなかで悩みや障壁になって
いること(事実)を把握して、それを回避、克服する手段
をきちんと講じること。
これができなくては精神論(根性論)だけでは上記の様
に何回も同じことで躓く。要は学習していないことになる。
会社は社員を雇用した以上、教育し立派な戦力にする
義務がある。
でも会社はあくまで最後は顧客や株主、そして自身の
体裁を死守することになる。
そういう意味では会社とは冷たいもの。
何年間仕事をしていても悩みは絶えない、でもこれを
克服していくことが成長であり、日々の喜びにもなる。
かく言う私も決して偉そうなことはいえない。
でも、出来ないことや限界に対して手を挙げることは
自分や家族を守る意味でも大切にしたいと思う。