研修 | 子育て~夜遊び~お仕事

子育て~夜遊び~お仕事

★★★ 訪問いただきありがとうございます ★★★

51歳。ビジネスの裏側。
プライベートなお店情報。
まじめな時事論。社会情報。
多種多様にお届けします。

企業の大小にかかわらず新人(新卒・未経験中途など)への

研修は大切なポイントに位置づけられている。

にもかかわらず、この「研修」を成果のあるものに帰着できない

ことに悩む企業が多い。


そもそも研修の成果とはにか??

私は個人的に成果とは「現場の行動が変わること」としている。

行動の変化により業績に+となる影響もでよう。

しかし、この行動の変化が生まれない研修が多いのも事実。

背景には、そもそも「研修」の仕方がわからない。という声も

ある。

人事などの方が階層別研修も含め実施することが多いが、

人事のタスクとして経営のタスクが後ろに控えているために、

業績にリンクする研修成果を求めがちになる。

そのような研修では、とかく「現場感」がなく、机上の空論や

理想だと正面から研修を受けない社員が出てくる。

これでは研修自体の目的が本末転倒になる。

本社が研修をすればするほど現場の心が離れる。


新入社員研修ではこの重要性がさらに増す。

新卒社員が社会に出てはじめて出会う上司は想像以上に

その後の社会人人生に影響を及ぼす。

「スーパー上司」に出会えれば幸運だが、その確率は決して

高くない。むしろ「平均(ミドル)上司」に出会う機会のほうが

多いはず。その上司の思考や行動が新人に「先入観」を与え

結果、中途半端な成果しか生み出さない社員になるという。


人事の研修では、とかく「How」を教えがち。

どのようにすれば業績を挙げられるか。

どのようにクロージングすれば新規開拓できるか。

など、すべて結果から帰着した「手段・方法」に視点がいく。

そこで、トヨタ自動車などが実践している5W1Hを実践する

企業(とくに中堅・ベンチャー企業)が増加している。

これは一般的な・・・

Who、What、When、Which、Why、Howではなく。


Why×5、Howというもの。

「なぜ」を5回追求する。

・なぜこのトラブルがおきたのか

・なぜ予防策がうてなかったのか

・そもそもこのサービスは必要か

・なぜ担当者はすぐに対応できないのか

・なぜ開発したのか


このような「なぜ」を追求しつづけることで新しい解決が

生まれることがある。

解決=顧客の要望

このロジックも忘れることがない。


なぜなぜ習慣。

意外にコストのかからない組織活性かもしれない。