先日、雑誌の記事で面白いものを発見。
「蟻」についての学術なのかどうかは定かではないけど
非常に驚く内容のものだった。
アリンコが自分の巣に正確に帰着する理由が判明!
元々は分泌液などが道しるべになっている、というもの
だったが、今回の調べでアリンコは自分で巣からの歩数
を正確に記憶している、ということだ。
実験で少々かわいそうだが、足を短く切ったアリンコと
下駄を履かせ足を長くしたアリンコ、双方が巣まで正確
に戻れるかを実験。
そうしたら、前者は巣の手前に、後者は巣を遥かに過ぎた
場所に帰着したらしい。。。
実に興味深い記事だと思った。
人間もこのような正確な「軌跡」を記憶する能力はないのか。
記事ではパロマの不祥事を引用し、アリンコのような「過去」
の軌跡を記憶していれば初心を忘れずに経営に集中できた
のではないか、というようなことを書かれていた。
アリンコと比べられる会社もかわいそうだが、今回の危機管理
はさすがに不味いとおもった。
いまだに遺族への謝罪は副社長のみ。
会長、社長とも内向きの仕事に精一杯なのか。
こういうときに正しい優先順位をつけられないのは致命的。
個人的には来春に同社に入社予定の新卒君たちがかわいそう
に思ってしまった・・・。