不細工な人 | 子育て~夜遊び~お仕事

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非常に過激なタイトルだが、最近特に感じることがある。


女性にしても男性にしても、周りの友人で独身者が急激

に減っている。

当然、30半ばも過ぎ40を目前にすれば大半が家庭を

持っていておかしくない。そういう意味では至極当然。

しかし、そんな中でも「独身」を維持している知人が何人

かいる。先日新橋で飲みながら友人と話をしていたら、


「△△がさあー、そろそろ昇進の時期にきているらしい

 んだけど、あの業界って結婚していないと昇進に影響

 するじゃない、で、やつは焦って結婚しようと彼女を

 探しているらしいよ。年内には結婚の目処をつけるって

 意気込んでたけど無理そうだよなーー。」


という話を聞いた。

△△は大学時代の友人で、今は日本を代表する大手

都市銀行に勤務している。学歴もそこそこ、収入は相当

あるはず。でも、彼はお世辞にもハンサムではない。

というより、ちょっとかわいそうなくらい。

顔なんか社会人になれば関係ない、と思っていた時期

もある。

でも、採用にしても社内で優秀な人を見てもやはり結果

としては「ブサイク」な人はいないと言っても過言ではない。

特に社会人でビジネスをこなす人の場合、対外的な場面

で正直「美しい」人のほうが有利であることは間違いない。

かっこよくなくても、美しくなろう。という努力は大事。

それすらしない人が多いのかもしれない。


今、テレビやマスコミで「美容整形」のことを紹介することが

多くなっている。

一昔前は、美容整形などは人様には極秘で行うもので、他人

に公開するようなものではなかった。

それが、今では本当に「容姿」によって人生が暗く、つまらない

ものになっている人がいかに多いのかを世間に知らしめた。

そんな人が整形をして、その後の人生が明るくなるのであれば

個人的には大いにやったほうがいいと思う。


決して、「ブサイク」な人に整形を勧めるのではない。

容姿にコンプレックスを持つ人は多いが、それでも少しでも容姿

を良くするべく努力をしている人が大半なのだ。

容姿だけでなく、服装や性格までもが醜くなっている人を見ると

どんなに経歴や実績がすばらしくても敬遠される。

これは採用現場から言っても間違いない。


新卒が伊勢丹で写真をとるように、第一印象はやはり「外見」。

しょうがないのだ。


清潔感と明朗な印象は他人に好印象を与える。

笑顔も大事。

挨拶も大事。


最初のドアを開けた瞬間に「その人」の評価は始まる。

真の実力はかなり奥の扉を開けるまでは評価されない。

残念だが、これが現実。


冒頭の△△は悪い奴ではないが、清潔感や謙虚さに

欠ける部分がある。

そういう意味では銀行の出世以前に、組織で這い上がる

ための処世術も養うべきなのかもしれない。