ドレッシング。
サラダにかけるものではない。
金融機関(銀行・証券)での俗語で「粉飾」のことをさす。
最近ではライブドアの粉飾が大きな報道だが、世の中
では大小あわせ、日々さまざまな企業でドレッシングが
行われ、発覚しているようだ。
架空売上計上、利益の付け替え、利益還元(トンネル)
など手法はさまざま。
中でも5月より新会社法施工により、より法人登記が
簡易になりトンネル会社やペーパーカンパニーの設立
が容易になった。
本来、経済活性のために施行された法律がこのような
不正の隠れ蓑に利用される。
新興市場では四半期開示の原則で月次の損益など、
現場への数字投下がよりショートスパンで要求される。
人間のやることだから所詮ほころびは出る。
でも、その現実を開示し今後の対策、展望を広報する
のも開示の大きな意味である。