なぜ「女」はつよいのか。
平均寿命にしても社会生活においても夫婦生活においても・・・
この現象を一言で解明する言葉がある。
「女は実体だが、男は現象である」
免疫学者の多田さんという方が名言されたことば。
性染色体にも大きな違いがあるのはご存知のとおり。
女性はX染色体2つで構成され、男性はX染色体とY染色体で構成される。
女性の染色体は2つあるX染色体のうち、1つでも作用すれば「女性」が
生まれる。
男性の場合、XとY2つの染色体が作用しないと「男性」はうまれない。
上段の男の「現象」という表現だが、具体的には「役職・出世」など男性は
社会的な抽象的役割を目指す、ここに実体はないということ。
一方で女性は現実に適応した「実体」を軸に動く。
また男性にはテストステロンという男性固有のホルモンを有していて、この
作用が男性的な行動を後押しする、ということも言われているよう。
これは戦いの前に「種」の保存をしたくなる、という行動にも現れている。
養老氏の書籍にも明記れていたが、政治家は選挙前夜に子作りをする
ことが多いらしい、選挙中にもこのテストステロン作用が活発になり「男性」
としての行動が顕著になる。
昔、大阪知事選挙で横山ノックが選挙カーの中でウグイス嬢にわいせつな
行為をしたとして逮捕されたことがある。
これ事態は最低な行為だが、ホルモン作用の時期としては適合した行動
ということになるらしい。
夫婦に口げんかでも時折実感することがあるが、男性の主張は感情や自分
の持つ抽象的な思想をもとに論戦をするが、女性は実体と現実を認識して
いるので表面上の口論にはビクともしない。ということ。
今でこそ企業の「秘書」と呼ばれる人材に男性も多くなったが、その前までは
秘書といえば「女性」だった。
これは抽象的な機軸をもとに動く男性上司を現実と実体を直視した女性が
うまく補完する、という概念が必然にあったのかもしれない。
いずれにせよ、根本的な染色体作用で男性の行動が限られている、ということ
なのかもしれない。。。