今日の朝日新聞「声」欄に同性愛について記事がでていた。
最近のもので記憶に新しいのが、世田谷区議会議員に立候補
した男性が「女性」として戸籍を登記し、選挙の結果「当選」した
こと。
性同一性障害。
この言葉を耳にするようになったのは最近だと思う。
もちろん、症例としては昔からあるのだろうが、世の中の認識
として差別感なく、公の場で論議されるようになった。
障害、というと聞き手によってはいろんな温度があるだろうが、
普通に異性ではなく、同性に性的なものも含め好意を抱く。
これ自体は個人的にはそんなに特殊なものではないように
思う。
中学高校の6年間を全寮制で過ごした事は前にも明記したが、
このときにも男性同士のカップルは存在した。
特に思春期における同性愛は、SEXに目覚める時期でもある、
そういう意味では「性交」に関わる部分でかなりグロテスクな
場面にも遭遇した。
やりたくてしかたなかったのだろう。
大人になり、新宿二丁目で遊ぶことを覚えてから更に同性愛
に対する認識が変化した。
彼等。彼女等は決して卑屈でなく、堂々と世の中で生きている。
むしろ、僕よりも将来のことや生活のこと、世の中の事に対して
感度が高く、しっかりした意見、価値観をもっている。
二丁目の中では定期的に「ゲイに対する安全なセックス」という
主旨のイベントを開催しており、二丁目のお店のトイレなどには
避妊具を設置している店もある。
これらのイベントには一般のひとも参加でき、発信者からすれば
「理解」を浸透させる目的もある。
今朝の朝日新聞の一文では、現在、30人に1人が同性愛者という
コメントがあった。
これにはかなりびっくり。
本当かな。
いずれにせよ、世の中の動きとして共存共栄を前提にして交流
をはかろうというものなのか。
世界的にも日本はこの分野で遅れているらしいし・・。