兼六園で代表される金沢に染物で有名な
「加賀友禅」がある。
兼六園の松木には「雪つり」という特殊
な手法を用いた植木の雪対策がありこの
時期寒さはきびしいが情緒ある趣となる。
先日金沢の友人からこの加賀友禅が制作
している小物入れをいただいた。
いわゆる携帯電話いれのようなものだが、
肌触りや匂いまで金沢の町並みに佇む様
な錯覚に陥る。
はじめて金沢を訪れたのは大学のゼミで
卒業まえに行った。
季節もいまごろで相当な寒さではあった
けれでも、石畳の風景はいまでも鮮明に
残っている。
日常でネオンと大音響の中で生活する事
になれる中、ふとこういうまちにいくと
心身ともに洗われるような気持ちになる
のは私だけではないはずだ。