今日、あるIT系のベンチャー企業の営業マンが自分を
訪ねてきた。
昨年4月に入社した女性の営業だったが、最近の中では
わりと印象に残る営業であった。
当然、当社にあるサービスを売りたいために足を運んで
来たのだが商品知識、マナー等、想像の範囲内のものを
もってはいたが、コミュニケーション術に関しては先天
的なうまさを感じた。
「売れている」営業はよく商品よりも自分を売り込む、
というが、この人もその類のようで私の懐に入ることに
専心しており、商品についてはほとんど積極的な営業を
してこない。
自分の立場、経験をよくわかっていて、「私を育てて」
的な方向で攻めてくる。
かわいげも大事だが、ただの馬鹿がこれをやっても全く
効果はない、その背景に知的なセンスが見え隠れする
ことでその戦術は大きな効果を発揮する。
(もちろん容姿も大事といっては大事・・・)
その部分においては求人関係の大手であるR社のトップ
セールスに共通する素養を感じた。
こういう人に出会うととても新鮮な気分になり、自分が
忘れていたものを思い起こさせてくれる。