毎年恒例の富士山旅行、初日の金曜。
この日、京都から学生時代の友人が朝から東京入り。そいつは、飲兵衛でグルメでお笑い好き。
早朝、東京に着くやいなや築地に行って、寿司と日本酒。 その後は、浅草に落語を聞きに行って、神谷バーで電気ブランを飲みまくりやったそうな。
俺はその間、始発出勤で朝の5時半から夕方5時半までミッチリ仕事。夕方5時半に電話したら、やっぱりほろ酔いやった。
こいつとは毎回、おいしい飯を食うのも楽しみの一つ。初日の晩飯は、日本橋の天ぷらの名店・みかわ。テレビ東京のアドマチック天国・茅場町で2位になった店。両親が来るたびに連れて行ったりなど、ランチは何回も行ってるが、夜は初めて。
6時過ぎに行ったら、本店の茅場町は予約で満員。というわけで、支店の八丁堀店に案内された。旅行時にはとことん楽しむ為、金銭的な上限を決めてない。だから頼むのは当然、見計らい(お任せ)コース。
活き車海老2本、頭2個からコースが始まり、その後はマツタケや稚鮎、その他に旬な素材をふんだんに使った、贅沢感あふれる盛りだくさんのコース。大満足やったが、金額もかなり張りましたわ(笑)
天ぷらも当然うまかったが、個人的には職人の天ぷらに対する考え方・向き合い方・こだわりなど、そちらの話もおいしかったね。
俺は、一生をかけて一芸を極める職人が大好きで、自分も常にそうありたいと思ってる。そんな俺やから、職人から話を聞きだす為にカウンターの席に。
年齢は28歳やが、既に11年のキャリアの持ち主。体が覚えた緻密な計算で、妥協は一切許さず。「お客様に出す天ぷらは自分の作品」「仕事は自己表現」とキッパリ言い切る、俺の好きなタイプの青年。天気や湿度など全てが上手い事かみ合って、心底満足できる天ぷらは、年に5・6回やとか。
道は違うが、目指す方向が同じやったため、全てをさらけ出して教えてくれたんが嬉しかったね。天ぷらも聞けば聞くほど奥が深い。技術の道は、どれも一緒やな~、と改めて痛感しました。
ホンマ、いいヒントをたくさんもらい、凄い勉強になりました。俺も天ぷら職人に負けんよう、日々修行ですわ。
初日だけで長くなりましたが、次のトラブル編に続く。