【聖徳太子の敬神の詔の意義】
〜日本の中心部分は神ながら〜

聖徳太子は、仏教を受け入れました。
仏教を受け入れた時の聖徳太子の重要ポイントは、ただ受け入れるだけでなく、「敬神の詔」を出して日本国の根本は日本古来の神道の神々にあることを明確に示しました。律令制度、つまり現在でいう官僚制度を導入して、国の統治機構を整備し、文化も宗教も取り入れ、それを日本独自のものに進化させてきたのです。
ここはしっかりと押さえておく必要があります。

 完全に開きながらも、尚、しっかりと、日本であり続ける。日本の中心部分(神ながら)は驚くほど堅固に守っていくのが、古来の日本のあり方です。