それ言われたら終わりっていうひと言。 | 日々、カルシウム不足也。

それ言われたら終わりっていうひと言。

それを言われたら終わりっていうひと言があります。


それを言われたら、もうもとの関係には戻れない。

それを言われたら、もうその人に心を許せない。

それを言われたら、その人との間に大きな越えられない隔たりができる。


そういうひと言。


人には、絶対に他人に触れられたくない部分があって、

それぞれに他人にはわからないガラスの部分があって、

そこを触られるような、そこを割られるような、

そんなひと言をいわれたら、

それを言った人とは絶対にもとの関係には戻れないし、

今後心を許せないし、

いくら表面では笑っていても、その人との間には大きな隔たりができる。


そういうひと言。


私もこの間そんなひと言を言われました。


「それを言っちゃあ~、おしめぇよ。」と、軽くながせるようなひと言ではなく、

私の触れられたくないガラスの部分を、

思い切りこぶしで殴られて、割られて、踏みつけられて、

取り返しつかないくらいぐしゃぐしゃにされました。


ぐしゃぐしゃにされたガラスの破片がその人に当たって、

ちょっと痛い、これはやばい。と思ったのでしょうか?

その人は謝まりました。

謝ることで、

私のぐしゃぐしゃになったガラスをかき集め、テープで修復し、

これで大丈夫だ。もと通りだ。と思ったのでしょうか?

でも、ガラスはもとのきれいなガラスじゃありません。

もう終わっちゃったのです。


そして、その人との間には大きな大きな大きな隔たりができました。

でもそれは私にしか見えません。

そのひと言を言った人にはそれは見えません。

だから自分がそんなひと言を言ってしまったなんて、

その人はこれっぽっちも思っていません。


その人はこの先も嫌でもかかわっていかなければいけない人です。

それが最悪です。

その人に会うたびに言われたひと言を思い出します。


それぐらい取り返しのつかないひと言があります。


私はそんなひと言を誰かに言わないようにしようと

心に誓いました。