昔の話です


わがやの子が

まだニヶ月くらいの時の話


まあ、それはそれは

飲まない子で

心底悩み

あたまがおかしくなりそうだったので



近くの小児科に

相談に



すると



傾聴の達人の女性が

登場



そうですかーそうですねー

うんうん

よく頑張ってますねー

で、たすけてもらえるひとは?

おとうさんは?おかあさんは?

おじいちゃんはおばあちゃんは?

おしごとは?

保育園いってる?


そうなのね、頼れるひとは頼ってね

おかあさんががんばらないとね

おかあさんだけがたよりなんだから

母乳は?

ミルク足してない?

赤ちゃんは愛情が、だいじよ

おかあさんがおしごと行ってしまうの

さびしいのかしら?



え、と

黙ってしまった



ミルクものみたがらないこと

母乳だってたりてないようにおもうこと


伝えてみると


あーそうね

愛情かなぁ


どうしてもなら

里芋をすりつぶして

食べさせて



ん?


ほんと?


え?





驚き

びっくりして



そしてなにより



悲しくて



なきながら

帰りました




やっぱり自分がせめられているような

おかあさんおかあさん、って


相談への答えがないことじゃなく


かなしくて


相談なんてしても仕方がない


自分でなんとかしなきゃ






ふと

おもいだしました。




色々かんがえれば

みんな相談にのってくれたはずなのに


だけど

疲れ果てた自分には

かえって

ダメージがきた



きいてほしかっただけだったんだろうか


それとも


ほめてほしかった?




ふと思い出す



あのときは

なんで、と思ったが


あのときがあるから、

しっかりしなきゃ、とも

思えたの




人生むだはないんだね





で、質問



里芋って

ミルク飲まない時

食べさせるものなのでしょうか?